曾祖父の買った柱時計
この家にかなり古い柱時計があって、まだちゃんと時をきざみ、まめに時刻を間違えずボンボンと鳴らしてくれている。ここでは朝5時と夕方6時にお寺の鐘がなる。この時計もそれに合わせて、ちゃんと5時には五つ、6時には六つなる。曾祖父の明治27年8月7日の記録に時計を買うという記述があるので、この時計はその時曾祖父が買ったのかと思っていたが、証拠がない。しかし、この前曾祖父の残した雑物を整理していたら、なんとその証拠が出てきたのだ。買った店の保証書があった。保証書では曾祖父が買ったという日にちの一週間後の8月12日になっている。時計の写真と保証書をみてほしい。なかなかの古物であり、特にこの保証書は価値がある。買ったときのと、明治32年と明治35年の修理の保証である。

P1020136 時計保証書明治27 - コピー

時計保証書明治35

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